ハーブガーデンの家
福岡県甘木市

配置図




建物南面




建物北西面




ハーブガーデンより建物南面を望む




北西側鳥瞰




南西側鳥瞰




南東側よりデッキ付近を望む



<コンセプト〜建物説明> 

森付き住宅
所有する敷地東側の森林を、生活シーンの随所で見て取ることができる建物の構成。ただ単に隣地が森林であるというのとは違う、所有しているということを意識したデザイン。

外界に閉じ、開けた内
できるだけ、プライベートゾーンとなる中庭を広くとるために、建物を北側と道路に沿った緩やかな逆L字型配置とした。さらに、南側隣地境界沿いには、敷地内の木々を移植することにより、東側の森林側を除いた3面を取り囲んだ逆コの字型のレイアウトとなり、居住者のプライバシーは永久に保たれる。

敷地の高低差を活かしたフラットな住宅
敷地の上段と下段には、約1.5mの高低差がある。そして、敷地には十分なゆとりがある。そこで、ピロティーを用いたフラットな構成とした。ピロティー部分は、最初から作り込まなくても、後に園芸用倉庫・工作室・ペットの小屋など使い勝手にはこと欠かない。

訪れた人の動線
まず、通常のパーキングヤードではなく、ピロティーの下まで車で乗り入れることが可能である。そして、ワンちゃん達のお出迎えを受け、ハーブガーデンへと導かれる。存分に中庭を散策した後で、いよいよ「玄関らしくない玄関」に入る。そこは、外部からは想像し難い吹き抜け空間になっていて、季節や時間の移ろいによりその表情を変化させる光と影の空間である。そして、吹き抜け内の階段を上るとこの家の中心部センターホールへ入る。さらには、ダイニングルームまたはデッキへとその時々によりどちらへもダイレクトに案内できる。

家事動線
キッチン、浴室、ランドリー、ユーティリティー等を集約させ、また、家事専用の動線でつなぐことにより家事作業の効率化を計っている。ゴミ出し用の動線としては、ランドリー付近を設計段階で手直しすることにより、勝手口へ直結できる。

デッキ
デッキへは、中庭から直接上がることができるように外部階段を設けている。サンとピョンの動線を兼ねている。

主寝室とバルコニー
主寝室に付属したバルコニーは、東側の森林を切り取っている。ここは、朝早くから陽が当たり、清々しく静かな空間である。休日の朝、早起きがしたくなるような落ち着いた大人の空間である。自家製のハーブティーをお気に入りのカップに注ぎ、お二人でどうぞごゆっくり。小鳥のさえずりに耳を傾けながら…。
             (飯田修平)




南立面図




西立面図




断面図



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