呉中通りの家

 

design:2013.3-2014.3
construction:2014.5-2014.12
建設地/広島県     
施 工/大之木建設株式会社
    担当:岩本誠司
写真/中尾俊之
 
中通りから
ガレージ扉
開く
建物内へ
檜風呂
吹抜け階段 スカイライト
LDK
インナーバルコニー〜和室
3F 娯楽室
 敷地は、幅の広い道路に面してはいるが北向きである。裏側は、現在駐車場で今は十分な採光が得られている。しかし、いつ如何なる建物で南面を覆われるとも限らない。計画は、住宅の設計において限りなく初歩的な発想から始まった。

 道路側を吹抜けとし大きなスカイライトを置き、天空から降り注ぐ光線を曲面壁へ反射させ、内部空間に十分な明かりを到達せている。南側にはゆったりとしたインナーバルコニーを配し穏やかな庭としての役割を持たせている。

 クライアントは、伝統を慮り檜と畳を内装に、外装は呉の街並みに古くから伝わるレンガ張りを希望された。また多趣味でもあり、炉を切った本格的な茶室や、7.1chの音響設備と映画スクリーンのある娯楽室もあり、所有されるスポーツカーごと出入りできる玄関も気にいって貰っている。

 建物の前と後ろにある吹抜け・インナーバルコニーは、大通りの喧騒と商店街が突き当たる商業地域として、人の住処に対するバッファゾーンという役割を兼ね備えているのである。

                                           飯田修平

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