遣り方確認
遣り方(やりかた)
建築工事に着手する上で非常に重要な工程で、建物の基本となる線及び高さを確定します。
トランシット(直線及びその線に対する角度を測定する機器)により直接、基本になる線の確認をする監理者。
レベル(水平な線を測定する機器)により直接、基本になる高さを確認する監理者。
トランシットをのぞく監理者。

杭打ち確認
敷地が、切土と盛土によって構成されているため、不同沈下を防止する目的で、この現場では、鋼管杭を打ち込みます。
適正な杭打ち作業を確認する。
打ち込んだ杭の高さを自動レベル測定器(右側の赤い機器)により、杭頭の高さを確認する。
羽根付き鋼管杭の先端部分。重機により回転させながら、杭を支持層まで挿入する。
杭が支持層に達しているため、重機のアウトリガー(中央の重機を支えている支柱)が浮き上がっているのが分かる。
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根切り施工・根切り底確認
根切り(ねぎり)
基礎等の地中部分の施工をするため、地盤を掘削すること。
根切り施工状況
事前に打設した鋼管杭が見える。(盛土部分)
根切り深さを確認する監理者。
自動レベル測定器を用い、高さを確認している様子。
"ランマー"という、振動により締め固める重量のある(約50kg)機具により、根切り底を転圧する。手前の木杭の赤いテープの下端が捨てコンの天端。
砕石を敷き込む作業
より堅固に基礎と地盤を一体化させるよう、"0-40"という小さな砂状の石から40mmまでの石が混ざった砕石を敷き並べていく。
敷き並べた砕石を転圧させる様子。
地山部分の掘削。
白っぽく見える部分が、盛土ではなくもともとの地山の地層である。(切土部分)
建物の重量に十分耐えうる地層の上に基礎を構築する。根切り底確認は重要な監理業務。

地業・墨出し確認
地業(じぎょう)
地盤を固める作業。
砕石を敷き並べ、その上に"捨てコン"と呼ぶコンクリートを塗り固め、その上に建物の位置を描いていく。
捨てコンの上に描かれた建物の位置を確認する。
建物の基本線が当初出した遣り方の通りであることを、トランシットを用い確認する。
建物が11.7mRの曲線を描いているので、事前に現寸大の定規を作成し墨出しが行われた。(施工者の苦労がうかがえる)

基礎配筋検査
基礎のコンクリート打設前に、鉄筋の径、本数、ピッチ、継手位置、型枠との間隔等を確認します。
曲線を描く、地中梁の配筋を確認。
耐圧版の配筋を確認。
地中梁の鉄筋にスケールをあてて、鉄筋の間隔を確認。
基礎、型枠・鉄筋全景。
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基礎コンクリート打設
事前に打ち合わせした通り、細竹を使用し、コンクリートを突きながら打設している様子。               (写真/(株)小田建設)
コンクリート打設前に隠蔽部を検査し、施工状況は写真確認。
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埋戻し
埋戻し(うめもどし)
基礎コンクリートと、土間コンクリートの間に、掘削した土を埋め戻します。
さらに土間コンクリートの下は砕石を敷きならべます。
埋戻し完了全景
整然と埋め戻し、整地されてる様子。
土間コンクリートが、後施工になるため、R部分には、墨出し用の捨てコンクリートが打設してある。
砕石が転圧され、基礎のきわには、厚さ50mmの断熱材が挿入されている。後に土間コンの下にも敷きならべる。(1階の底冷えを防ぐため配慮した設計)
埋戻し作業風景(写真/(株)小田建設)
基礎コンクリート外周に断熱材を張り付けている。
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施工図確認
施工図(せこうず)
設計図を基に施工者が施工するために描く図面。
設計図には意匠図・構造図・設備図等がありますが、施工図はそれらを網羅し、直接工事を担当する職人さんに分かりやすく、共通のルールに従い描く詳細な図面。
監理者は現場に行くだけではなく、こうして施工図をチェックしながら、設計の思いを施工者に理解してもらうために、週1〜2回程度ミーティングをします。サッシ図等のテェックバックは2〜3回におよび、多い時には6回という時もあります。白熱した協議はこうして深夜にまで続くのです。
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