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1Fスラブ・土間配筋検査
同じ1階の床でも杭を打った半分は、スラブ配筋で、耐圧版の方は、土間配筋となっています。
1Fスラブ配筋検査
土間配筋(大階段部分)検査。いずれも良好な施工を確認。

RFパラペット配筋検査
3次曲線を描くパラペットの施工には、鉄筋工さんも苦労しました。
配筋検査合格です。
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RFパラペット・1Fスラブ・土間コンクリート打設
いよいよ、外構工事を除く建築主体工事の最終コンクリート打設です。
パラペットコンクリート打設風景。
細竹の活躍も当現場では最後となる。

 この頃よく現場に来ているなぁ…。
 当現場のこの道30年の超ベテラン所長さんが、他の現場でケガをされ、入院されるというアクシデントにより、わたくしは、監理者と現場監督の先輩というふたつの顔を持って、現場に来ているのです。若い監督さんを激励しつつ、現場を駆け回っているのです。
 若い監督さんにとっては、良い経験になっているはず。わたくしも、所長が現場にいないことが多々あり、そんな時、試行錯誤しながら良い勉強になったから。まぁわたくしの場合は、所長はゴルフに行っていたのだけど…。

ポンプ車を含む打設全景。
 生コンクリートの品質検査。問題発生!!

 サンプリングした生コンの温度が5℃となっている。
 
今朝の最低気温は約−1℃であり監理者は、※JASS5 寒中コンクリート項に準拠し確認を行うこととした。JASS5は、セメント水和熱有効利用の観点から生コンの温度は8℃以上が望ましいと規定している。前回の「2階壁・RFスラブコンクリート」打設日は、気象データ的に寒中コンクリート打設に当てはまるが、生コンの温度は9℃であった。今回は、5℃。低い。

 監理者は即座に不適切と判断し、場合によっては打設中止・打設済み材料の全撤去を検討し、生コン工場試験室技師に直ちに再検査を命じた。次に来たミキサー車の材料検査結果、温度8℃。打設開始午前9時の外気温は、3〜4℃。(現在は5〜6℃)材料と外気との温度差が大きすぎることもまた品質管理上問題が有るという点と、さらに広島市内のほとんどのJIS認定生コン工場の内規が5℃以上としているという試験室技師の説明も有り、今回の打設を可とした。

 一時は、JASS5及びJIS規定集を抱えた試験室技師上司が、急きょ現場入りし、それぞれのページを慌ててめくるという緊迫した場面があったが、監理者の指摘を覆す根拠は見当たらず、内規を含むJIS認定工場ということと、再検査結果により、監理者の判断で作業続行とした。

 このように「一級建築士事務所9月の風 施工監理理念」は、その品質管理に極めて厳しい“目”により厳格に守られているのである。

※JASS5
日本建築学会編「建築工事標準仕様書・同解説 鉄筋コンクリート工事」

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コンクリート金こて押さえ
午前1時。
左官。
コンクリート打設日の深夜、誰もいない現場。
冬場の押さえ、コンクリートがなかなか乾かない。今、3回目の押さえ中。
金こて押さえの作業は、明け方まで続く。
孤独。
寒い。
プロだから、慣れているとはいえそれは厳しい。
誰にもできない仕事。唯一「官」の字がつく職人。コンクリート一発仕上げ。このコテの下がすなわち仕上げ面となる。何も塗らない。何も貼らない。全てはこの男の右手にかかっている。他に類を見ない究極の仕上げ。
ただ黙々と。
パラペット天端。夜の足場は危険が伴う。
大階段部分。ここはモルタル塗りの下地。
工程と工程のインターバルが数時間に及ぶ。その間作業トラックの運転席で過ごす。過酷な仕事。
 帽子をとって感謝。

パラペット脱型
屋上コンクリートの型枠を解体しました。
全体のシルエットが見えてきました。
スカイラインもうまく出せたと思います。
1階大階段部分モルタル下地部分も脱型しました。
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RF・2階コンクリートテストピース破壊試験立会
コンクリートテストピース(こんくりーとてすとぴーす)

打設したコンクリートの圧縮強度を推定する為に打設日に現場にて採取した円筒形のコンクリート。
採取後現場とほぼ同じ気象条件で保管される。
(現場水中養生という。これに対してコンクリートの強度発現を標準状態で保管する方法を標準養生という。通常20℃を保たれた水中で養生する。)
コンクリート破壊試験(こんくりーとはかいしけん)

テストピースが破壊するまで油圧により荷重をかけ、何kgで破壊したか調べる試験。破壊した時点での荷重を圧縮面積で除することにより、コンクリート圧縮強度が計算される。
現場水中養生の温度を確認。5℃。現場状態と同等であることを確認。
生コン会社試験室にてコンクリート主任技士により、テストピースを圧縮試験機に固定し、圧縮力を少しずつかけている様子。
材令21日で、設計強度を実測した。
破壊試験に立会した監理者。
通常コンクリート強度は、設計上28日後の強度で表わされるが、今回は最上階ということもあり、テストピースを2セット採取し、21日目と28日目に試験することとした。
今日の試験は、打設後21日目であるが、設計強度が確認されたため、次工程にてRFスラブ型枠支保工の解体が可能となる。
工事をスムーズに進めるための工夫である。監理者了解済み。
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屋上防水下地検査
翌日施工される防水工事の下地の状態を監理者が確認。
防水性能及び技術が向上しても、その下地が悪ければ当然所定の防水性能は得られない。
数か所スラブ表面にキズ状のコンクリート欠損部分を発見し、直ちに平滑な面を形成し乾燥させることを施工者に指示。
細やかな監理により、クライアントの財産をより品質の高いものに仕上げていく。
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