屋上防水1.FRP防水
FRP防水(えふあーるぴーぼうすい)
FRPとはFiberglass Reinforced Plastics の略で、ガラス繊維によって補強されたプラスチックという意味。
ガラス繊維とポリエステル樹脂を塗りかためる防水工法である。

                         (写真/(株)小田建設)
プライマー塗り。
ガラス繊維マット裁断
ガラス繊維マット敷き込み。
ポリエステル樹脂防水材ガラス繊維マット塗りこみ。
中塗りまで完了。上塗りは、汚れ・破損防止の為他の職人が屋上に上がらなくなってから仕上げる。
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屋上防水2.塗膜防水
塗膜防水(とまくぼうすい)
通常ウレタン樹脂防水材を塗り重ねて、防水被膜を形成する防水工法である。

                         (写真/(株)小田建設)
プライマー塗り。

入り角部シール打ち。

下塗り完了。
上塗りはFRP防水同様、他の職人が屋上に上がらなくなってから仕上げる。
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サッシ取付け作業
コンクリート強度が確認された後は、いよいよ仕上げ工程に進みます。すべての型枠が撤去され清掃片付けの後、施工者の仕事は墨出しです。床に打つ壁芯のヨリ墨、壁に打つ同じく壁芯のヨリ垂直墨、壁に打つ水平墨等です。
これらの墨にサッシを取付けるための寸法書き込み、その墨から実際のコンクリート開口が施工図通りであるかどうかのチェックと続きます。それでいよいよサッシ取付けとなるのです。
ただし、当現場はコンクリート打放し仕上げのため、本当の黒い墨をバシっと打つ訳にはいきません。目立たない様に鉛筆で印をして、サッシ取付け時にはレーザー光線によるそれらの墨の代わりになるべくオレンジ色の発光ラインをたよりに施工していくことになります。
(写真/(株)小田建設)
壁・天井とも打放し仕上げなので、コンクリート面に養生をしてサッシをコンクリートにあらかじめセットされていた溶接用アンカーに溶接しています。
玄関のスチールドアの取付け状況。

トロ詰め作業
トロ詰め(とろづめ)
サッシを溶接したら、速やかにコンクリートとサッシの隙間(溶接するために必要最小限の隙間)にモルタルを充填していきます。この作業をトロ詰めといいます。
(写真/(株)小田建設)
大きな注射器のような道具にモルタルを入れ、サッシとコンクリートの間にモルタルを注入している左官さん。

サッシ取付け検査
承認したサッシ図面通りにサッシが付いているか確認します。
リビングの大開口。天井高さは2.8m。大開口用のドイツ製サッシ。両サイドはサッシレスのフィックス。
子供室に取付けた4回角々と折曲がった全長約8.6mのすべり出しとジャロジーとフィックスの連窓。ジャロジーから上はロフト部分。天井高さは3.45m。
取付けるのに2日かかった。
2階トイレカウンター前のすべり出し窓。すべて良好な施工を確認した。

施工図確認2
躯体工事が終わり、外装サッシ工事も完了しました。これからは、いよいよ仕上工事へと移行します。その前に、金属工事・家具工事等の施工図を確認し、その納まり等について施工者と協議をします。
監理者が一方的に指示を出すだけでなく、施工者からの積極的な提案をもらい、より良い建築を目指します。
躯体の時と同じように、施工図のチェックバックは数回に及び、承認後それぞれの仕上工事が始まります。小田建設若き現場監督小田浩一くん。彼は、デザインを専攻していたので、積極的に意見を出してくれる。一緒に造っているという感覚で楽しい。
躯体工事・外装サッシ工事完了後始まる工事は、ほぼ以下の通りです。

1.左官工事
・木コン埋め
・内部タイル下地塗り
・内部階段仕上げ

2.防水工事
・屋上防水中塗り、上塗り
・サッシ廻りシーリング
・浴室・デッキ・バルコニー防水
・打ち継ぎ目地シーリング

3.ガラス工事
・外装サッシにガラスを入れ、シーリング

4.金属工事

・デッキ・バルコニー・階段の手摺取付け

5.設備工事
・竪樋取付け
・外部ベンドキャップ取付け
・各給排水管取付け

6.電気工事
・入線、器具取付け

7.軽量鉄骨工事
・天井、間仕切り壁の下地作り

8.木工事
・額縁、木枠取付け

9.塗装工事

10.タイル工事

11.内部建具工事

12.塗装工事

13.外構工事


監理写真は、各工事毎ではなく、施工順にまとめていきます。


木コン埋め
木コン(もっこん)
型枠の間隔及び面の精度を出すために、コンクリートの壁等には必要な数だけセパレーターという丸鋼が貫通しています。
その端部が、コンクリート打ち放し仕上の場合、木コンといってまるい穴状に脱型できる仕組みになっています。型枠脱型後、左官職人が樹脂モルタルをその穴に充填し平滑に押さえこみます。セパレーターを通しての、漏水を防ぐためです。
現在では、プラスチック製になっているため、Pコンと呼ぶことが多くなっています。
左官が使っている道具は、木コン回しと呼ばれています。
木コンの跡は、コンクリート表面にエクボのように見えるため、あらかじめデザインされた間隔で割り付けておく必要があります。(型枠工事にて)

浴室FRP防水
浴室は、2階にあります。そのために、浴室全体を防水します。
鉄筋コンクリート造の場合、浴室が1階であれば特別な場合を除き防水は必要ありません。
壁面の立ち上がりも、シャワーが散る高さまで一緒に防水します。良好な施工確認。

手摺取付け
デッキ・バルコニーそして階段廻りに、スチール製の手摺を予めコンクリート内に仕込んでおいた溶接用アンカーに溶接して取付けます。良好な施工確認。
デザインは、オリジナルです。
手摺が付いた吹抜け階段の2階ホールには、スカイライトがあります。

ガラス工事
サッシ(スカイライト含む)にガラスを入れ、シーリングします。
良好な施工を確認。

屋上防水2.FRP防水
屋上のFRP防水、上塗りです。この後トップコート塗りへと続きます。
(施工写真/(株)小田建設
施工中の写真です。
検査写真。良好。
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